2023年6月8日、キャンナス千葉花見川が発会しました

 代表の高尾晃子さんは、看護師でありながら介護長として小規模多機能で勤務したりと、看護師にこだわらずこども、おとな、年寄り、若い、障害のあるなし、病気のあるなし関係なく誰かの困りごと、地域の困りごとになにかできないだろうか、といつも思ってきたそうです。会場には、地元の社会福祉法人生活クラブ風の村から特別顧問の池田徹さんが駆けつけて、応援メッセージをくださいました。偶然にも、キャンナス代表の菅原由美とは20年来の付き合いがあるということです。キャンナス船橋代表柴田さん。キャンナス高岡野村の代表長守さんのナースの娘さん、来月立ち上げの鴨川の一島さんが応援にかけつけてくれました。

空き家活用で子どもの居場所づくりから、支え合う地域へ

 日本は「少子高齢化」さらには「人口減少」という 社会状況に直面していますが、私たちが活動する千葉市花見川区柏井地域は、これらの社会状況が顕著に表れ6 5 歳以上の高齢者が2 8 % 近く、また千葉市の端に位置しているこ とから小学校区としても行政の目が届きにくい地域であります。

  小学校区は鷹の台ゴルフ場を挟み東と西に分断されており、近くに花見川があり自然が豊かな状況であるにもかかわらず柏井地域には公園がほほとんどなく、数個ある公園も暗い印象で子どもたちが遊んでいない状況で、こどもたちの居場所と言えるものはありません。また、町内会の高齢化や子供会の廃止などから地域活動等が低迷し、有志 の住民の任意組織で担つている状況です。また独居の世帯や空き家も数多くある現状にあり、地縁的な組織だけで地域活動を継続・発展させるのは限界があると考えております。

  こうした中で、活力ある地域社会を形成していくため、空き家の活用を行い地域の振興及ぴ活性化を目的とした活動を行つていきます。この活動を柏井だけでな花見川区およびその周辺地域へ広げていくことで、地域社会の発展に貢献したいと思つています。現在、子どもの居場所として、子ども力フエと子ども食堂を運営しています。この居場所には地域の一人暮らしの大人の方や軽度の陣害を持つお子様を持つたお母さんたちも来てくれています。

  仕事では訪問看護をずっとやっていて、小児から難病、終末期はもちろん一人暮らしのお宅などへ訪問し、たくさん困りごとを間いていました。 荷物が片づけられずペツドを入れられない、通院ができない、寝たきりの妻を置いて出かけられない、いつ発作が起きるかわからないから眠れないなど家族をみている人へのケアの必要さ、そしてやってあげたいけれど業務外になつてしまうことの多さに葛藤していました。

  みんなが幸せにその地域で安心して暮らせるようにしたい、困っている人のお手伝いがしたい、でも一人の力で何ができるのだろう と思つていた時にキヤンナスのホームページをみつけました。

  私は家族のよう な看護がしたい看護に限らず、暮らしてきたその場所で安心して笑顔で暮らせるよう にしたいと思っています。 だからこそ、子どもから大人までどんな人にも同じように過ごしてほしいと思います。

  行政のサーピスを利用できない老人や、日常的に医療ケアを行つている家族へのレスパイ卜などを地域生活の支援を行い、必要な時には行政へ繋げる支援をして保健、医療又は福祉の増進を図る活動を行つていきます。

 キヤンナスを含め今行つている活動を続けていくこ とで引きこもり老人や、不安や悩みを泡えている親世代、不登校児童や虐待児童への目が行き届くように努め、地域が地域でみんなを支え合える、みんなが笑顔で暮らせるそんな地域にしていけるよう尽力していきたいと思います。まずは自分がやれることをやれるときに!  キヤンナスとして頑張ります。 キャンナス千葉花見川代表 髙尾 晃子

https://www.cannusahanamigawa.com/

池田徹さんがFacebook で当日のようすを紹介してくださいました

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