キャンナス(CANNUS)は、地域に住んでいる看護師が忙しい家族に代わって介護のお手伝いをする「訪問ボランティアナースの会」です
それぞれが制約を持ちながらも、再び何とか自分の貴重な経験や技術をボランティアナースとして生かしたい、という熱い思いから集まってきました。家庭に入ってしまい看護師業をお休みしていたこの菅原由美代表が、地域福祉のために何かできないかと考え始め、同じ理由で看護師免許を活かしていなi看護師さんに呼びかけたのがキッカケです。
菅原代表自身、夫の祖父母、父、母を在宅で看護して初めてその大変さに気づかされたといいます。この経験で介護する人が息抜きをして心身ともにリフレッシュできれば、もっと優しく介護ができてもっと長く続けられることがわかった。「これは私にとって、とても大きな発見でした」と振り返っています。
私たちの活動は、介護に疲れたご家族を休ませてあげたい、というのが原点です。相互扶助の考えのもとに、みんなが安心して暮らせる社会にしたい。キャンナスは、介護保険制度下では対応しきれない滞在型訪問介護のスタイルを貫いて、地域に根付いたボランティア団体として全国各地で活動しています。一人のナースが勇気をもって出てきてくれたら、一人の困っている人が助かります。
もっと多くの看護師さんがキャンナスに参加してくださることを願い、毎日在宅介護に励んでいらっしゃる皆さまがキャンナスを上手に利用し、ご家族と優しく接し続けられることを心から願っております。
大規模災害の発災時には仲間が駆けつけます
いてもたってもいられない思いから、3.11東日本大震災の被災地に駆けつけたのをきっかけに、大規模災害の発災時に、現地に支援に入ることが増えてきました。看護師のボランティアだからできることがあります。拠点が全国に広がり、非常時にも迅速に助け合えるになったら安心ですね。

私たちの仲間になりませんか?
全国で150カ所以上のキャンナス拠点が立ち上がり、活動をしています。

キャンナスをはじめたい
志のある方ならキャンナスを立ち上げることができます。まず行動からが私たちのポリシーです。

キャンナスに頼みたい
車椅子で孫の結婚式に行きたいなど公的な保険ではカバーできない支援を有償ボランティアで行います。

まず、情報がほしい
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